1-3.絶対圧センサーのデータを SORACOM Harvest で可視化
絶対圧センサーのデータを SORACOM Harvest で可視化してみましょう
※センサーを組み合わせた開発を学びます
最初に. Wio LTE の電源を OFF にする
Wio LTE の microUSB ケーブルを抜き、電源を OFF にしてください
※いきなり抜いてOKです。また、すでに OFF になっている場合は次に進んでください
1. Wio LTE に絶対圧センサーを取り付ける
※Wio LTE から microUSB ケーブルを抜いた状態にしてください
Grove 絶対圧センサーを Wio LTE に取り付けます
Wio LTE の I2C に取り付けてください
2. スケッチを作成する
2-1. Arduino IDE を起動する
2-2. メニューの [ツール] で [ボード: “Seeed Wio LTE Cat.1”] と表示されていることを確認する
なっていなければ一覧から “Seeed Wio LTE Cat.1” を選んでください
2-3. GroveDriverPack ライブラリをインストールする
Seeed 社から、Grove モジュールを Wio LTE ですばやく利用するためのライブラリ「GroveDriverPack」が提供されているので、これを使えるようにしましょう
Arduino IDE の [スケッチ] > [ライブラリをインクルード] > [ライブラリを管理…] を選択し、検索窓にて「GroveDriverPack」と入力しの「インストール」をクリックすればインストール完了です
2-4. スケッチをダウンロードする
Arduino IDE で [ファイル] > [新規ファイル] で新しいスケッチを開き、全て削除して何も書かれていない状態にします。
以下の URL を開き、表示されたスケッチをコピーして Arduino IDE にペーストします。 https://raw.githubusercontent.com/algyan/SORACOM/master/sketch/soracom-unified-omron_GroveDriverPack.ino
2-5. Wio LTE と PC を接続して DFUモード にする
2-6. 新しく開いたウィンドウの
(マイコンボードに書き込む) をクリック
スケッチ名を保存するように言われるので、任意の名前をつけてください。
2-7. 書き込みが完了したら、Wio LTE を 通常モードにする (RSTボタンを押せば通常モードになります)
通常モードで起動次第 SORACOM Harvest へデータを送信し始めます (電源投入から送信開始までは20~25秒程度かかります)
※標準では送信間隔が60秒です。早めたい場合は ステップ2 のやってみようを参考に INTERVAL
を 5000
などに変えてください
3. 確認
SORACOM Harvest 上で温度(temp)・絶対圧(pres)が表示されるようになります
※SORACOM Harvest の操作方法は ステップ2 で確認してください
4. Wio LTE の動作を止める
止める方法は Wio LTE の電源を OFF (= microUSBケーブルを抜く) してください
以上で本章は終了です
達成状況を運営表へご記入ください。
うまく動かなかったら(トラブルシュート)
Wio LTE を通常モードで動かして1分経ってもデータが表示されない
- 原因: 電波状況などによりセルラー通信に失敗している
- 対策: RST ボタンを押して Wio LTE を再度起動しなおしてください