2-1.絶対圧センサーのデータを Azure IoT Central で可視化 (IoTC の設定)

絶対圧センサーのデータを Azure IoT Central (以下、IoTC) で可視化してみましょう

1. IoTC : アプリケーションを作成

Webブラウザで https://aka.ms/iotcentral を開いて、左側のメニューの①Buildをクリックしてから、②Custom appをクリックしてください。

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Azure IoT Centralのサインイン画面が表示された場合は、 Azureサブスクリプションに紐づいたMicrosoftアカウントを使って、サインインしてください。

次に、アプリケーションの作成に必要な情報を設定します。
下表のとおり設定して、最後に⑧Createをクリックしてください。

項目名 備考
①Application Name ==任意== SORACOM IoTC handson
②URL ==ユニークURL== 同じURLが既に存在するとエラーになります
③Application template カスタムアプリケーション(Custom application)  
④7 day free trial OFF  
⑤Directory ==任意==  
⑥Azure subscription ==任意== (※)
⑦Region Asia Pacific  

※)従量課金を選択してもこのコンテンツの実施による課金は発生しません。

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しばらくすると、アプリケーションが作成されて、ダッシュボードが表示されます。
黄色いポップアップが表示されている場合は、①OK, I got itをクリックして、表示を消してください。

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表示言語を日本語にしておきましょう。
右上の①歯車マークをクリック、Languageを②日本語にして、③Saveをクリックしてください。

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2. IoTC : デバイステンプレートを作成

左の①デバイステンプレートをクリックしてください。デバイステンプレートの一覧が表示されます。
ここで、右上の②[+]マークをクリックして、デバイステンプレートを作成してください。
この時、「アプリケーションはまだプロビジョニング中」という表示が出た場合には少し待ってから再度試してみてください。

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デバイステンプレートの種類は①カスタムを選択してください。

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デバイステンプレートの名前に①Barometerと入力して、②作成をクリックしてください。

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左の①デバイスをクリックしてください。
Barometer (1.0.0)という名前のデバイステンプレートが表示されて、Barometer(シミュレート済み)という名前のデバイスが1つ含まれていることを確認してください。

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3. IoTC : 測定に気圧・温度テレメトリを追加

デバイステンプレートをクリックして、②Barometerデバイステンプレートをクリックしてください。

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デバイステンプレートの①測定タブ画面が表示されます。
新規 > テレメトリをクリックしてください。測定の追加画面が表示されます。

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次に、測定の追加に必要な情報を設定します。
下表のとおり設定して、最後に④保存をクリックしてください。

項目名 備考
①表示名 気圧  
②フィールド名 pres 必ず、この値にしてください
③単位 Pa  

同様に温度のテレメトリも追加します。

項目名 備考
①表示名 温度  
②フィールド名 temp 必ず、この値にしてください
③単位  

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次の画像のとおり、テレメトリに表示名の測定項目が追加されていることを確認してください。

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4. IoTC : デバイスを追加

左の①デバイスをクリックしてください。②Barometer (1.0.0)デバイステンプレートに含まれているデバイスが一覧表示されます。
ここで、上にある③[+]マークをクリックして、④実際を選択してください。

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デバイス ID必ず wiolte と入力して、②作成をクリックしてください。(デバイス名は任意です)

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すると、作成した Wio LTE デバイスが表示されます。
右上の①接続をクリックして、このデバイスの接続情報を表示してください。

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この内容は次の手順で使いますのでメモ帳などにコピーしておいてください。

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5. SORACOM Beam 用の接続情報を作成

  1. Cloud Shell または bash が利用できるターミナルを開きます。
  2. 以下の コマンドでスクリプトをダウンロードします。
    curl -O https://gist.githubusercontent.com/j3tm0t0/b5bd4cf95aee4abca9f73b43d3935a3f/raw/20d57ac66bee595eee20396e9cc463cc54b823ce/register.sh
  3. 以下のコマンドで SORACOM Beam 用の接続情報を作成します。今回の場合デバイス ID には wiolte となります。 bash ./register.sh [スコープID] [デバイスID] [主キー]
  4. 以下の例のように出力される内容は次の手順で使いますのでメモ帳などにコピーしておいてください。
SORACOM Beam Setting
- MQTT entry point
  Type: Azure IoT Hub
  Protocol: MQTTS
  Host name: iotc-003580fa-90ef-4204-85bf-xxxxxxxxxxxx.azure-devices.net
  Port number: 8883
- Credentials
  Credentials set ID: 0ne00xxxxxx-wiolte
  Description: Device wiolte in Scope 0ne000828AD
  Type: Azure IoT credentials
  Access Policy name: (blank)
  Shared access key: Au1Aqjr+zElOc8f8kqave5W+Pd9IozPxxxxxxxxxxxx=

以上で本章は終了です

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